図1
図2 |
- ●作った料理を配置するには「ギャルソン」を雇う
- 食材を3種類以上集めて無事完成した料理は、盤面に置くことができます。
といっても直接地べたに置くのではなく、「ギャルソン」(ボーイ/ウェイトレスのこと)を雇ってそのギャルソンに持たせるしくみになっています。
ギャルソンは数10人の個性的なキャラクターが用意されていますが、図1のように、ある時点で選べるギャルソンは1〜3人で、この中から早い者勝ちで誰か1人を選びます。
誰を雇うかを決めると、図2のように画面上でも実際にそのマスの前にギャルソンが立ちます。
- ●誰かが止まればソク収入!
- このギャルソンを立たせたマスにほかのプレイヤーが止まったら、その人はその料理を「食べる」ことになります。つまり、
・料理を置いた人(ギャルソンを雇った人)は、
・料理を食べた人からお金がもらえる。
というのが基本ルールです。
とーぜん、いかに盤面上の立地条件のいいマス上にギャルソンを配置し、いかに高額な料理をギャルソンに持たせるか、というあたりが実際のゲームの勝敗を左右します。
このあたり、「天空」チームの前々作にあたる「いたスト」(いただきストリート1/2、ゴージャスキング)と共通点が多いシステムといえるかもしれませんネ。
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図3
表1
ギャルソンのレベルと能力
レベル |
持てる料理数 |
守備範囲 |
称号 |
所要経験値 |
1 |
1 |
1 |
見習い |
- |
2 |
2 |
1 |
半人前 |
5 |
3 |
2 |
2 |
一人前 |
12 |
4 |
3 |
2 |
凄腕 |
30 |
5 |
3 |
3 |
一流 |
50 |
6 |
4 |
4 |
超一流 |
100 |
7 |
5 |
5 |
神様 |
200 |
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- ●ギャルソンのレベルアーップ!
- 雇ったばかりのギャルソンは「レベル1」。
「営業範囲は1つのマスだけ。持てる料理は1つだけ」
……という設定ですが、止まったお客さんに料理を食べさせれば食べさせるほどレベルが上がり、見た目も大きく成長していきます。
これを「レベルアップ」といいます。(図3)
- ●レベルアップと経験値
- レベル1のギャルソンがレベル2になるには、経験値が5以上必要です(表1)。
この「経験値」は、お客に食べさせた料理の値段の100分の1(小数点以下切り捨て。30以上の場合は30)にあたります。
たとえば 300Gの料理を1回お客に食べさせれば経験値3、3000Gの料理なら30、5000Gの料理でも切り捨てが適用されるため30となります……。
と、こういう数字や計算をあまり気にする必要は実際にはあまりなくて、お客がくれば自然に成長していくわけですけど、とにかく仕組みとしてはそうなってます。
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図4
表2
戦闘中のサイコロのルール
★+数字 |
スカ!(0) |
ゾロ目 |
出た目の1.5倍 |
★★ |
会心の一撃(30) |
他 |
出た目の合計 |
攻撃力に上記の値をかけあわせた数だけ敵にダメージを与えられます。 |
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- ●勢力範囲が重なったら「ギャルソンバトル」!
- ギャルソンのレベルが上がれば勢力範囲は広がるわけですから、レベルアップがたび重なると、ライバルが雇ったギャルソンと自分のギャルソンの勢力範囲が重なってしまう、ということが起きます。
あるいは、すでにレベル3以上に成長した敵ギャルソンの領地内で新たにギャルソンを雇い、「殴り込み」をかけるということも可能です。
この場合、どちらのギャルソンが生き残るかを賭けて「ギャルソンバトル」が発生します。
- ●下克上!?もアリ
- バトルのルールは単純で、2つのサイコロを振り、出た目の数だけ敵にダメージを与えることができます。
ドラゴンクエストシリーズなどと同様、ギャルソンには「攻撃力」「守備力」といったパラメータがあり(基本的に、ギャルソンが持っている料理の合計価格によって決まる)、高い料理を持っているギャルソンほどバトルには有利。
とはいえ、じゃあ弱いほうは絶対勝てないかというとそうでもなく、サイコロの出目によっては十分勝てる可能性が残されています。(表2)
- ●お店でバトルに役立つアイテムをゲット!
- また、マップ上の「お店」にいろいろな武器や防具……もとい、バトルに役立つアイテムが売られており、これらを使えば体力を回復したり敵により多くの打撃を与えたりすることができます。
詳細は……まあ、実際にゲームをすればお店でわかると思いますので省略!
- ●「弱点料理」に気をつけて!
- それぞれのギャルソンには、「弱点料理」というモノがあります。これは実は弱点というより「好物」のこと。たとえば、
「私は茶碗蒸しが大大だーいすき!」
「なんてったって豆腐料理が一番」
……てな具合に、該当する料理に出会うとメロメロになっちゃう、という好物料理がそれぞれのギャルソンにはあるわけで、その情報はギャルソンを雇うときの画面にも表示されています。
で、もし茶碗蒸しが大好きなギャルソンに茶碗蒸しを与えるとどうなるか……というと、結果は強烈。なんと、そのギャルソンはコロッと自分に寝返ってくれます。
ただし、すでに好物(弱点)料理を持たされているギャルソンは「無敵」状態と呼ばれ、以後、他のプレイヤーに寝返ったりはしません。
というわけで、このことから導かれる作戦上のポイントをいくつか挙げておきましょう。
- 自分でギャルソンを雇うときは、「めったにできそうにない料理」が弱点のギャルソンを優先。
……たとえば「豆腐入り料理」が弱点、というよりは、「茶碗蒸し」という特定の料理が弱点のギャルソンのほうが、ライバルに弱点料理を作られる確率は少ないといえます。
- 力ずくの「バトル」では倒せそうにない超強力なギャルソンは、弱点料理で寝返らせれば自分のもの。
……前半戦から調子良く成長し、料理金額も高額なギャルソンを、サイの目勝負の「バトル」で倒すのはかなり困難ですが、「豆腐入り」の料理さえ作れば豆腐に弱いギャルソンはコロッと倒せるわけです。これを作戦に応用しないテはありませんネ。
- 重要な自分のギャルソンには、弱点料理を渡して防御をかためる。
……一度弱点(好物)料理を渡してしまえば、この「寝返り」は通常、二度とは起きません。自分がやとったギャルソンの弱点料理を覚えておき、チャンスがあれば積極的にその料理を作ってギャルソンに渡すようにしましょう。
- ●「きき腕」に注意!
- それぞれのギャルソンのプロフィールには、その人の手が「右きき」か「左きき」かの別が書かれています。
この「きき腕」の情報は飾りではなく、そのギャルソンがレベルアップして守備範囲がひろがっていく場合に、どちらに向けて広がるか……がこれによって決まります。たとえば、
右きき | 左きき
→ ←
という並び方でライバル同士のギャルソンが隣り合っている場合には、どちらかがレベル3になった場合には「手」が重なることになりますから、その時点で「バトル」が発生し、どちらか一方は撤退を余儀なくされます。一方、
左きき | 右きき
← →
という並び方の場合には、両者の営業範囲はどこまでいっても背中合わせで重なりませんから、この2人はいくら成長してもバトルに突入することがありません。はたまた、
イベント | お店 | 左きき
←
……のように、レベルアップして手が伸びた場合の範囲が通常の食材マス以外(いわゆるヤクモノ)に重なる場合、せっかくレベルアップしてもその効果はヤクモノには及ばないため、非常に不利だということになります。
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