IBM  Netfinity 3000


　99年春にIBMのホームページから通販で購入。本来は「PCサーバーの格安エントリーモデル」と位置づけられて販売されていたもので、今もNetfinity 1000という弟分のモデルがますます安価で売られている。
　現在ではLinux等もサポートの視野に入りつつあるようだが、これを買った時点ではこのマシン、高価なネットワークOS(WindowsNT Server、Warp Server etc.)が必須(プレインストールではなく、別途購入する必要あり)で、クライアント系のOS(Win95/98/NT Workstationなどなど)は一切サポート範囲外。
　そこにあえて Windows98 と WindowsNT4.0 Workstation を入れて安上がりに「サーバーもどき」として使おうという算段だったのだけれど、 無事にこの２つのOSがセットアップできるまでにはかなりの試行錯誤を要してしまった……と、そのあたりの話は DOS/V magazine の連載で書いたので割愛。

いかに安価でもさすがは企業向け、ハードウェアの造りは非常に堅実で、タワーPCにしては音も大変静か……というわけで、現在わが家でいちばん日常的に使用頻度が高いのがこのマシンだ。具体的には、次のような用途がみなこのマシンに集中している。

• ファイルサーバ……というか、とにかく大半のデータファイルはこのPCのHDD内で集中管理し、自宅の他のPCからは家庭内LANでそれらにアクセスしている。
• プロクシサーバ……他のマシンからのインターネットへのアクセスは、このマシンで稼動しているプロクシソフトを経由し、このマシンに接続したTAを経由。
• 仕事場、外出先などからのリモートアクセスサーバ役。(Desktop On-Callを使用)
• 日常の通信／Web散策／ホームページ編集／メール送受信のメインマシン。
• 原稿仕上げ(下書きは別のマシンでやることも多いけれど)と受け渡し。

今後の目標としては、ファイルサーバ役のマシンを別に設けてこちらは「メインPC」と位置づけるか、またはその逆か、とにかく「サーバーであり、同時にメインPCである」という状況をなんとかしたいと思っているのだけれど、まだ具体的な対応には至っていない。

99/11/12