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160(W)X170(H)X320(D)mmというコンパクトサイズのデスクトップPC。 MMX Pentium 200MHz 10万円台の低価格。 SCSIと10BASE-Tのネットワークアダプタが標準装備。 ビデオカードはS3 VIRGE/DX, VRAM 4MB。 　……などなど、必要そうな装備が最初から揃っているお手軽さに加えて、カタチの面白さにもちょっとひかれるものがあり、サブマシン的な位置づけのつもりで購入した。	VESTA CONIGLIO PC Type/X4
	容積は他の小型デスクトップPCとさほど変わらないみたいだが、カタチが写真の通りずんぐりむっくりしていて、机上に設置した場合、本体の上になにかしらモノを置くのに都合がよい。	標準内蔵RAMは32MB、自力で32MB増設して計64MBにしてあるが、内部構造はかなり複雑で、メモリスロットがものすごく奥のほうにある。このためメモリ増設作業はかなり難航してしまった。
内蔵HDDは約２GB。もともと「CD革命/Virtual」というツールを使って平凡社の世界大百科など、いくつかのCD-ROMソフトをHDD内に吸い上げ、いわば「電子本棚マシン」として使いたい、という願望があって買ったものなので、2GBでは容量が足りず、じきに４GBのSCSI HDDを買ってきて増設。
		百科事典のほか、首都圏地図、映画のデータベースソフト、国語／英和辞書などのCD-ROMソフトも吸い上げて使っている。 　入れたCD-ROMソフトのうち、けっきょく一番利用頻度が高いのは「シネマガイド全洋画2nd Edition」(Stinglay)というソフト。戦後日本で公開/放映/ビデオ発売された全洋画がリストされている。たまたま観た映画の出演者を調べて、同じ俳優の出演作品をたどってみたりするのに便利だ。

98/10/2